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※このメールはHTML形式でお届けします。オンラインでご覧いただくことを推奨します。 ※毎週金曜日配信 2005年2月18日 第139号 |
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『ネット拡大が通信再編促す 米、寡占化で値上げ懸念も』(2月16日(水)) 米国で通信最大手ベライゾン・コミュニケーションズによる長距離通信大手MCIの買収発表など、通信会社の再編が相次いでいる。引き金となったのはインターネットの急速な普及。ネット関連収入が増える一方、従来の固定電話収入が減少、業界地図も様変わりを強いられている。再編で寡占化が進み、料金値上げにつながるとの懸念も出始めた。 米国では約2週間前にも、地域通信大手SBCコミュニケーションズが長距離通信最大手AT&Tの買収を発表したばかり。 固定電話離れで、今や通信会社にとってのドル箱は携帯電話やインターネット接続、企業向けサービスだ。接続サービスに関して利用者に直接営業できる地域通信会社では、ネット利用の急増が電話収入の減少を補って収益基盤の安定化に貢献している。 逆に、利用者と直結する回線を持たないAT&TやMCIは、電話部門の収益減を補う事業がないため、市場では身売り話が絶えなかった。 ベライゾンやSBCにとっても、ネット利用の急増に対応するため、米国や海外に張り巡らされた長距離通信会社の高速大容量ネットワークが不可欠。長距離通信会社の買収で最新設備を確保、さらに大企業や政府部門などの大口顧客を獲得し、事業の多様化を図る狙いがある。 しかし、ベライゾンとMCI、SBCとAT&Tの統合が実現すれば、業界大手の数は大幅に減る。利用者からは早くも「寡占化」に懸念の声が上がっている。 米国では、1990年代後半からの「ハイテクバブル」のころ、ケーブルテレビ(CATV)会社の統合が相次ぎ、その後、料金も引き上げられた。通信再編は「CATV料金の二の舞い」となるだけでなく、競争を促す新規参入が極めて困難になる可能性が高い。 携帯電話関係では昨年、シンギュラー・ワイヤレスがAT&Tワイヤレスを買収し、通信大手スプリントも携帯のネクステル・コミュニケーションズの買収を発表している。かつて、独占を排除して競争を促すため、旧AT&Tは分割され多くの通信会社が誕生した。米通信業界は今、巨大化への道を後戻りし始めた。(ニューヨーク共同=津山恵子) |
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