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※このメールはHTML形式でお届けします。オンラインでご覧いただくことを推奨します。 ※毎週金曜日配信 2006年9月15日 第219号 |
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『厳しさ続く中小企業経営 1000社超の再生計画策定』(9月13日(水)) 経営難の中小企業の再建を指導する中小企業再生支援協議会が、都道府県に設立されて3年が過ぎた。再生計画の策定を完了した企業は1000社を突破し、「約7万人の雇用が確保された」(中小企業庁)が、協議会に駆け込む企業数には減少の兆しが見られない。好業績が目立つ大企業とは対照的に、中小企業の経営の厳しさが浮き彫りになっている。 ▽増える相談 「予想以上のハイペースが続いている」(同庁幹部)。協議会に持ち込まれる中小企業からの再生計画策定の相談は、今でも全国で月200件超の高水準だ。 協議会は産業活力再生特別措置法に基づき2003年、各都道府県に設置された公的機関。弁護士、公認会計士ら専門家と協力して経営難の中小企業の経営を指導、再生計画策定を支援する。 中小企業は専門知識が乏しく、金融機関などとの交渉力が弱いため、協議会が金融機関に融資期限延長を要請するほか、新規借入先への橋渡しなどをする。協議会は今年6月末までに、全国で累計9559社の相談を受け、うち1027社が再生計画の策定を完了した。 ▽金融機関と調整 工具製造業の協和精工(秋田県)の場合は、秋田県中小企業再生支援協議会が金融機関との調整役を果たし、債務を一部免除されたほか、県の設備投資資金を貸与する制度も利用して再建のめどが付いた。「公的機関が再生計画の策定に加わることで、債権放棄などで立場の違う複数の金融機関との調整ができた」(同県協議会)という。 また再生計画では、民間金融機関による融資が困難な企業について、中小企業金融公庫など政府系金融機関の新規融資を活用する事例も多い。スポンサー企業を選定して再生を目指す例も増えている。 ▽多い不安要因 再生計画の策定を迫られた中小企業は、過剰な設備投資で資金繰りが悪化したところが多い。策定を完了した企業のうち4割は製造業で「(設備や不動産に過大投資した)バブル経済の悪影響が、まだ尾を引いている」(支援を受けたメーカー)状況だという。 相談企業のうち、約6割の約5800社は相談を受け問題を解決したが、再建の可能性が低く再生計画づくりを支援できなかった企業は約700社に上っている。 協議会は現在も約450社の再生計画策定を支援中で、中小企業庁は「金利上昇や原油高騰など経営を取り巻く不安要因が多く、中小企業の本格的な業績回復はまだ先だ」(経営支援課)と分析している。 |
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