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※このメールはHTML形式でお届けします。オンラインでご覧いただくことを推奨します。 ※毎週金曜日配信 2002年11月8日 第23号 |
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『英製造業低迷で戦略見直し 自動車各社』(11月6日(水)) 日本などから英国に進出した自動車メーカーなどの間で、製造業の地盤沈下を懸念する声が高まっている。 欧州単一通貨ユーロに対するポンド高で、英国工場の輸出採算が悪化。さらに賃金上昇や労働生産性の悪化なども指摘されており、 各メーカーは欧州戦略の見直しを迫られている。 日本から派遣されたエンジニアが、部品製造や品質管理のノウハウを生産現場で直接伝える日英協力プロジェクトが 今月で終了することも進出企業の不安に拍車を掛けている。 プロジェクトは部品産業の育成を目的に日英の自動車業界団体が中心となり1996年に始まったが、「英国内の弟子も育ってきた」 (日本自動車工業会)との判断から、トヨタ自動車やホンダなどのエンジニアが帰国することになった。 英政府は「日本のエンジニアがもたらした技術や知識は、製造業の生産性と競争力向上に生かされる」 (ジョンソン雇用・産業閣外相)と成果を強調。ただ、日本のエンジニアは「全体的な技術力の底上げ」 を認めながらも、指導が行き渡らず、改善が十分でなかったことを認める。 英イングランド銀行によると、製造業の就業者の賃金は2001年に3.3%上昇したが、生産性は0.9%しか伸びなかった。 ポンドがユーロに対して高止まりしているため輸出採算が悪化、国際競争が激化する中で投資意欲が減退し、 収益が落ちるという悪循環に陥っているという。 10月下旬に英中部バーミンガムで開かれたモーターショーで、米フォード・モーターのシーレ最高執行責任者は 「英国がこのままユーロ圏外にいると、欧州大陸のライバルメーカーに太刀打ちできない」とユーロ参加を強く促した。 これに対しジョンソン閣外相は「経済条件を判断した上で参加を決めるのが英政府の立場」と公式見解を繰り返した。 ブレア首相は来年中にユーロ参加を問う国民投票を実施したい意向だが、世論は真っ二つに割れたままだ。 米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のボクソール社は、ポンド高による採算悪化を理由に今年3月に ロンドン北部の工場を閉鎖した。日系自動車メーカー幹部は「政府も現場の労働者も英国の製造業をどうするのか、 真剣に考えるべきだ」と警告している。(バーミンガム共同=今藤悟) |
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