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※このメールはHTML形式でお届けします。オンラインでご覧いただくことを推奨します。 ※毎週金曜日配信 2002年11月29日 第26号 |
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『銀行トップ、表情さえず 株価急落は「お手上げ」 ―中間決算発表で一言―』 (11月27日(水)) 大手銀行各行の2002年9月中間決算が出そろった。竹中平蔵金融・経済財政担当相の登場で不良債権処理問題に国民的関心が集まる中、記者会見に臨んだ各行トップは表面的には淡々と応じながらも、発表する数字は寒々しい内容で表情もさえない。 言い訳あり、決意表明ありの一言を集めてみた。 竹中流処理を批判 「何も環境が変わらないのに株価だけが動くのは困ったことだ」 小さな声でこうつぶやいたのは、みずほホールディングスの前田晃伸社長。 9月以降の株価下落に関してはこのほかにも、「株価には悩まされてきたが、妙手はない」(りそなホールディングスの勝田泰久社長)、「株の急な下げには、ややお手上げというのが正直なところ」(三菱東京フィナンシャル・グループの三木繁光社長) などぼやきが相次いだ。 一方、肝心の不良債権処理では各行ともオフバランス化などを進め、最終処理を推進していると強調した。しかし、金融庁の「金融再生プログラム」の詳細がまだ決定していないため、各行とも最終的に今年度どの程度の処理積み増しが必要になるかは読み切れていない。 みずほの前田社長は今月中にまとまるプログラムの具体策について「どう計算したらいいか分からないので前提にしていない」と話す。りそなの勝田社長はプログラムを厳密に実施した場合の赤字転落に関して、「程度にもよるが可能性はある」と認めざるを得なかった。 三井住友銀行の西川善文頭取は「不良債権処理を加速させねばならないという認識は政府と同じ。しかし、米国の手法をそのまま導入できるか、日本の慣行とかルールの継続性などを考えねばならない」と、暗に竹中流不良債権処理を批判した。 市場重視でリストラ強化 この日は何人かのトップが「経営責任」に触れた。1兆1600億円の公的資金を受けているりそなの勝田社長は、「注入済みの資本を生かすのが私の経営責任」と強調。みずほの前田社長も「一刻も早く不良債権処理をやり遂げるのが私の責任」ときっぱり。もっとも、 公的資金の再々投入や国有化の構想がささやかれているだけに、トップの発言にはいまひとつ力が入らない。 多くの銀行が追加リストラ策の説明にも時間を割いた。市場に評価される経営再建策が是が非でも必要になっているためで、決算の数字よりも、リストラ計画の解説に力を入れるトップも。 ただ最後には、どの経営者も、「不良債権処理をがっちりとやって市場に評価していただきたい」(三木三菱東京社長)、「市場の評価を自助努力ではね返すべく努力したい」(西川三井住友頭取)と決意を表明していた。 |
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