![]() |
|
※このメールはHTML形式でお届けします。オンラインでご覧いただくことを推奨します。 ※毎週金曜日配信 2007年11月30日 第279号 |
|
||
|
『半導体の“失敗”に禍根 三洋電機の成長戦略に』(11月28日(水)) 経営再建中の三洋電機の経営戦略はこれまでの縮小路線から一転、ばら色の成長戦略が並んだ。本来は売却するはずだった半導体も「継続事業」に。だが、曲折を経た半導体をめぐっては関係者の思惑はさまざまで、禍根を残したままだ。 <断念じゃない> 「売れなかったのではなく、売らなかった」。10月17日、群馬県大泉町。三洋社長の佐野精一郎は子会社の三洋半導体の社員を前に力を込め、事業継続を宣言した。佐野はこの数日前、三洋半導体社長の田端輝夫に怒りをぶちまけられていた。「ふざけるな。どうして(契約を)まとめられないんだ」 関係者の多くが交渉決裂の報に耳を疑った。半導体放出は2年前からの既定路線。今回の経営戦略策定でも売却は大前提で、事業継続への方針転換は、再建計画自体の見直しを意味したからだ。 金融機関幹部は「大ショック。泣きたくなったよ」と振り返る。ある関係者は吐き捨てた。「売却“断念”じゃない。“失敗”だ」 <スケープゴート> いったんは10月1日に最終合意する予定だった売却交渉。米国の信用力が低い住宅融資(サブプライムローン)問題が直撃し、事態は一変した。資金集めが難航した投資ファンド側が示した買収額は、三洋の出資分を差し引くと実質的に数百億に過ぎず、約1000億円の簿価を大きく下回った。 佐野が公約した「4年ぶりの(純損益の)黒字化」の達成に損失計上は許されなかった。最終局面では過去に入札を降りた半導体企業に事業パートナーとして協力を求める案も浮上。しかし、万策が尽きた。 役員をはじめ三洋内部からは「だから、もっと早く売っておけば良かったんだ」と、恨み節が聞こえる。現経営陣の発足から半年が経過した今になって、創業家出身の井植敏雅ら前経営陣がスケープゴートに仕立て上げられた。 <約束> 「これまで通り、製品の供給には問題ありませんので」。佐野は半導体の取引先に自ら足を運び、頭を下げた。27日の記者会見でも「3年間で100億円の売り上げ増を目指す」と言い切り、3年間の半導体継続を強調した。 が、周囲の受け止め方は異なる。金融関係者は「リストラをして、来春から(売却に向け)仕切り直しだ」と断言。取締役会メンバーですら「売らざるを得ない」と漏らす。 「約束が守れる会社」を掲げる佐野が約束を守り通せるのか。火種は残ったままで、再建に向けた三洋を揺さぶりかねない。(敬称略) |
||
| 中国新聞ビジネスインタビュー | ||
|
●『漬物包装などの機械製造で発展し50周年』 古川製作所代表取締役社長 古川雅章氏 |
||
| メディアクラブ会員だより | ||
| ●広島ガス発行 「ガスポ 2007 秋」から | ||
| 11月23日(金)〜11月29日(木) 中国新聞掲載分 |
||
| ●人事(11月23日(金)〜11月29日(木)・中国新聞掲載分) | ||
| 11月23日(金)〜11月29日(木)分 | ||
| ●経済ニュースダイジェスト(11月23日(金)〜11月29日(木)) | ||
| 図書カード(2000円分)を5人に! | ||
|
●今月のプレゼント!抽選で5人に図書カード(2000円分)をプレゼント 応募はこちらでどうぞ |
||
|
■当メールマガジンの購読中止やメールアドレスの変更はこちらからお願いします。 < Home page > http://www.media-club.jp/ < E-mail > info@media-club.jp |
| 編集・発行人: | 阿部 克孝・中国新聞メディアクラブ事務局 | ![]() |
| 発 行 : | 中国新聞社 | |
| 中国新聞情報文化センター | ||
| 〒730-0854 広島市中区土橋町7番1号・TEL.082-291-8948 C-mailに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。 |
||