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※このメールはHTML形式でお届けします。オンラインでご覧いただくことを推奨します。 ※毎週金曜日配信 2002年6月21日 第3号 |
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『政治献金再開に難問、出し渋る企業も 日本経団連』(6月19日(水)) 経団連と日経連が統合して日本経団連がこのほど発足したが、当面の課題は、企業の自民党への政治献金のあっせんをどう再開するかだ。 自民党単独政権の崩壊などをきっかけに経団連のあっせんが中止されてから10年。政治とカネに絡むスキャンダルは相変わらず続出している一方で、 国からの政党交付金制度の定着や献金に代わるパーティー収入の増大、業界再編成による出し手側の企業の変化など政治資金事情は様変わりしており、 あっせん再開も一筋縄ではいかないようだ。 ▽影響力低下 日本経団連の奥田碩会長は、就任早々「政治とカネの問題が焦点となっているこの時期に再開すると混乱するが、落ち着く先を見て結論を出す」と、 あっせん再開に意欲をみせた。 いつまでもあっせんを中止していると、政界に対する経済界の影響力が薄れる一方になり、企業が望む税制改革など肝心なときに役に立たない、 との危機感が背景にある。 経団連は、戦後、自民党本部に年間130億円程度の献金あっせんを実施してきた。国政選挙のある年は別枠で50億円程度支援した。 当時は冷戦下だったので「自民党は日本の民主主義を守る」との大義名分があった。また、ロッキードなど疑獄事件は時々起きたものの、 政治とカネをめぐる国民の意識も今ほどは批判的でなかった。 しかし、非自民党政権の成立で政界が一時混乱、非常事態としてあっせん中止を決め、献金は各企業の判断に委ねられた。 経団連は、あっせん中止後、自民党の中堅議員中心に組織しているフォーラムを通じて大企業幹部の個人献金を行っている。 だが、「個人献金ではやはり限界がある。不況で企業は余裕が少なくなっているとはいえ年間70億円ぐらいは集められる」と、あっせん再開への期待は強い。 ▽負け組は敬遠 再開に当たって、論議になりそうなのは、自民党だけで年間約145億円に上っている政党交付金制度との関係だ。 あっせん中止とほぼ交代するような形で制度が発足した経緯があるため、野党などは国会で問題にしそうだ。 また、政治資金報告書が示すように、自民党の各派閥や有力議員は、パーティー収入への依存度を年々高めている。 「自民党全体への献金よりもパーティー券を買った方が政治家個人の顔が見えていい」(大手スーパー)と、ドライに割り切る企業も増えている。 さらに、この10年間で急ピッチに進んだ業界再編成や相次ぐ外資の参入が、献金自体に暗い影を投げかけている。 経団連のあっせんは、各業界団体に割り当てていたが、「再編で業界が勝ち組企業と負け組企業に分解してしまい、元気のない業界団体や企業に政治献金を要望するのは無理ではないか」(大手メーカー)と指摘する声がある。 政治献金を禁じられている外資系企業の幹部は「自民党も本気で集める気なら法改正してでも外資系の献金を解禁するべきだ」と、注文をつけている。 |
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