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※このメールはHTML形式でお届けします。オンラインでご覧いただくことを推奨します。 ※毎週金曜日配信 2004年2月27日 第89号 |
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『円高一辺倒見直しの動き 短期的な視点で』(2月25日(水)) 円相場が23日の東京外国為替市場で2カ月半ぶりに一時、1ドル=109円台前半まで下落した。経常収支など米国の「双子の赤字」を背景にした円高ドル安の流れは長期的には変わらないとの声が多いが、政府・日銀の円売り介入の壁が厚いことなどから、短期的には円高一辺倒の見方を見直す動きも出ている。 為替相場は、過度な変動への懸念を打ち出した7日の米フロリダ州での先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)声明を無視する形でドル安基調が続いていたが、18日にユーロが対ドルで最高値を更新したのをきっかけに一転、ドル高へ振れ始め、20日の海外市場で円は1ドル=109円台まで売られた。 ところが「日本がテロ警戒を強めた」との一部報道などのほかに、特段の円安反転材料は見当たらない。市場では「昨年9月の(ドバイでの)G7以降、過去最高規模に積み上がっていた円買いの持ち高調整で円売りが円売りを呼んでいる」(大手銀行)と見ている。 政府・日銀は1月の7兆円超の円売り介入に続き、2月もフロリダG7を挟んで数兆円規模の介入を実施したもよう。G7で市場介入が容認されたとする日本の1ドル=105円の水準を死守する姿勢は、極めて固い。 しびれを切らした投機筋などが円売りドル買いに転じており、大和総研の尾野功一研究員は「一方向だったドル安の流れが短期的には変わる可能性がある」と指摘する。 ただ、調整一巡後は再びドル安に向かうとの見方が依然として大勢だ。米国の経常赤字は昨年後半から縮小傾向にあるものの、急速に改善する見込みは薄い。欧州中央銀行(ECB)は利下げや市場介入に踏み切っておらず、米連邦準備制度理事会(FRB)も利上げには慎重だからだ。 証券大手リーマン・ブラザーズのジム・マコーミック外国為替調査部グローバル統括責任者は「G7後の市場のメッセージは、流れを変えたいのなら各国が政策を変えなければならないということ」と指摘し、円高傾向は続くと予想している。 |
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